掌蹠膿疱症 背中 ジュクツキの漢方相談ビフォーアフターを紹介するコーナーです。
足に掌蹠膿疱症ができて、足はとても痒みが酷いそうです。
また背中は広範囲でジュクジュクしており、背中のジュクツキはかなり奥まで抉れていて、真皮層にまで達しているように見受けられました。
どこの病院に行ってもステロイドしか出ないため、病院に行くのはもうやめたそうです。
掌蹠膿疱症で色々病院を回ったものの背中のジュクツキは良くならないため、漢方で何とかしたいと来店されました。
また便秘気味で、口臭も気になるそうです。
LDLが少し高いそうです。
66歳男性
掌蹠膿疱症とのことでしたが、中国医学的に考えますと『湿熱旺盛』の状態と考えられます。そのため、体に溜まっている「湿熱」など改善していくような漢方をおすすめしました。
2週間ほどして体調も良くなり、結果的に「背中のジュクツキの範囲が減ってきて、便通も良くなりました」という報告を受けました。また、足の痒みはほとんどなくなりビックリされております。
漢方を服用されると体調がいいため、引き続き飲んでいただいております。
中国医学の考え方は皮膚の病気は体の中の状態を反映しているといわれ、いくら外から軟膏を塗りたくっても対処療法にしかならないことが多いのではないかと思います。
胃腸を整え体調が良くなり、皮膚も自然に綺麗になってくる方が多くいらっしゃいます。甘いもの・油っこいもの・味の濃いもの・刺激物などの摂りすぎは皮膚の炎症を悪化させていくと考えられています。食事の延長が漢方だと思います。
いろいろ試してうまくいかない方は是非、ご相談くださいね。
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